お客様からの嬉しいお言葉は、
みんなで作り上げた努力の賜物であるのだなと
感動を覚えます。

フロント: 下条

栃木県出身

フロント: 下条

TALK 01

子供の頃に昔夢中になったこと

TALK 02

今までに洗礼を受けたこと

TALK 03

ふじやで出会った感動体験

TALK 04

求職者へのメッセージ

TALK 01: 子供の頃に昔夢中になったこと

学生の頃からボウリングに夢中になり、時間があれば夜遅くまで練習する日々が続きました。

沢山の大会を経験し、いつの日か全国大会にも出場できるくらいに上達しました。娯楽としては老若男女楽しめますが、スポーツとしてはまだまだマイナーな競技のため、本来の楽しさ、面白さを知らない人たちが多いのも事実です。
私はボウリング普及のために、競技者だけにとどまらず、アマチュア競技団体の支部長として100人近くの会員達を取りまとめ、企画運営を役員方と共に行ってきました。そこには沢山の学び、発見がありました。

TALK 02: 今までに洗礼を受けたこと

ボウリング競技団体の長として学んできたことは、今までの接客業でも沢山活かされていると思います。

会員数が多ければ意見もその数だけ生まれるということ。皆の意見を取りまとめることがどれだけ難しいか、皆が楽しく競技が出来るようにする為にはどうしたら良いのか、私は沢山の壁にぶち当たったのを今でも鮮明におぼえています。
以前勤めていた居酒屋で、お客様からの要望にどうしてもお応えできない場面に直面しました。その際に、店長から「出来る出来ないではなくて、お客さまに2つ以上の選択肢を与えることが重要なんだよ。どれだけ店側がお客様に寄り添って要望にお応えしたか、それが大切なんだよ。」私にとって、店長の助言はまさに目から鱗が落ちる思いでした。
その出来事がきっかけになって、よりお客様と向き合って接客が出来るようになり、自信になりました。

TALK 03: ふじやで出会った感動体験

お客様からの嬉しいお言葉は、全てが報われる瞬間でもあると同時に、スタッフ誰一人かけても成立しない事なんだなとも思いました。

以前から、ワンランク上の高級旅館などで働いてみたいという願望がありました。今まで経験してきたことや学んできたものがどこまで通用するのか、自分を試してみたかったからです。
私はフロント業務を主に行っていますが、その中でお客様がご来館される前に快適にお寛ぎいただくために事前にお電話で確認していることがいくつかあります。
例えば、食材のアレルギーや苦手食材など、またはどのような目的で宿泊されるか、などです。お客様がご宿泊されるにあたり、いかに不安を取り除き、安心してご来館されるか、楽しいご旅行になるかが我々フロントの重要な責務なのです。
お掃除スタッフが細部にまで行き届いた綺麗なお部屋を準備してお出迎えし、接客スタッフが私達フロントがお客様からお伺いした情報を元にそのご要望や目的に心から向き合って笑顔でお応えし、夕朝食時のお料理は板場スタッフの手の込んだおもてなしの数々。
お客様がお帰りの際に「とてもゆったりと寛げましたよ！スタッフの皆様のお気遣いに感謝です！また必ず来ますね！」と仰っていただいた時、全てが報われる瞬間でもあると同時に、スタッフ誰一人かけても成立しない事なんだなとも思いました。お客様からの嬉しいお言葉は、みんなで作り上げた努力の賜物であるのだなと感動を覚えます。