STORY 01
仕事の大変さが吹き飛ぶような嬉しさ!
ってこういう事だろうなと。
いつまでも手紙を眺めていました。
- 調理
- 鈴木
千葉県出身
- TALK 01
- どんな子供時代を過ごしたのか
当時、私は専門学校に通う学生でした。
居酒屋でアルバイトをしながら、食に携わる仕事が出来たらと思いながら過ごしていました。
専門学校の職場体験の実習があり、様々な仕事内容がある中で旅館の調理場の職場体験をしました。
1ヶ月という期間の中でしたが様々な学びがありました。
学校生活を送りながら、その職場体験でお世話になった四季味亭ふじやが朝ごはんのコンテストで関東大会1位という衝撃的なニュースが耳に入りました。
自分の事のように嬉しい気持ちになり、そしてそのまま就職という流れになり今に至ります。
- TALK 02
- 新社会人のときの思い出
職場体験とは異なり、やはり就職すると正直大変な日々でした。
旅館の調理場は朝が早く、どうしても朝起きるのが苦手な私は寝坊したりと迷惑をかけていました。それでも根気強く色々教えていただく先輩方を見ていると、なんとか宿の力になりたいと頑張れるようになりました。
日を追うごとに少しずつ技術も身に付き任される仕事が増えてきました。
- TALK 03
- ふじやで出会った感動体験
私の作ったデザートに返事をいただけるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しかったです。
そんな中、当時お夜食として私の作ったデザートがありました。
そこにはこんなメッセージを添えて…『新米板前の鈴木です。実は板長に内緒でデザートを作りました。宜しければお召し上がりください。』
デザートを毎日毎日作っているとこのメッセージカードの後ろになんとお返事が返ってくるようになったのです。
・鈴木さん、頑張ってね!
・立派な料理人になってくださいね!
・すごくおいしかったよ!
私の作ったデザートに返事をいただけるなんて思ってもいなかったので本当に嬉しかったです。日々の仕事の大変さが吹き飛ぶような嬉しさ!ってこういう事だろうなと部屋に戻りいつまでも手紙を眺めながらニヤニヤしていたのを今でも忘れる事ができません。
調理の仕事って封鎖されがちな仕事ですが、私たちの宿では日々のミーティングの中でお客様のお料理の感想や今日の記念日の内容など知ることができるのでとにかく毎日、やることが明確でそしてあっという間に過ぎていきます。
もう少し腕を磨き、自信がついたらお世話になった方や家族などを宿に紹介して自分の作る料理を食べてもらいたいと思っています。
- TALK 04
- 求職者へのメッセージ
同じ志を持った方と一緒に働ける事を楽しみにしています。
誰かに何かをして喜びを感じた経験を持っている方は、きっとこの職場で力を発揮できると思います。私も一生懸命作った料理を通して、お客様から返ってきた喜びの声知った時にこの宿での役割を感じています。
新米板前は卒業したつもりでいますので、これからはどんどん上を目指して日々頑張っています。
- 調理
- 鈴木
千葉県出身
- フロント
- 下条
栃木県出身
- 調理
- 西村
東京都出身
- 清掃
- 大澤
栃木県出身